歯医者について

歯医者

 医者と歯医者は同じようにステータスが与えられていると思われがちですが、実際は歯医者の方が立場が低いようです。

 その理由はいろいろありますが、歯学部の偏差値がピンキリであること(私立だと偏差値50を切るところもあるが、これは平均より偏差値が低くても歯医者になれることを意味する)と、現在の歯医者過剰状態が大きな理由のようです。

「歯医者はドクターじゃなくてデンティストだから大違い」っていう人もいます。

 ただ、その分歯科医の方がプライドが高くない人が多く、オシャレでかっこいい人の割合も医者より多いです。お付き合いするにはいいかもしれません。(もちろん普通のサラリーマンに比べると歯科医のプライドは高いです。)

 ただし、「大学病院勤務」「個人開業」「開業医勤務」「研修医」なんかでも、キャラクターや事情がいろいろと分かれるようです。 給料は当直(夜間勤務)がない分医者より少ないですが、普通のサラリーマンよりはかなりいいです。

歯医者の種類

 歯医者にもいろいろな種類があります。一般にイメージする歯医者以外にも、「矯正専門の歯医者」や美容専門の「審美歯科の歯医者」、口の周りの手術を行う「口腔外科医」などがいます。
 これらの人々は普通の歯医者よりも高収入です。

<矯正専門の歯医者について>
矯正ができる歯医者は、歯医者の中でもエリートとされています。働き方は、地方では自分で開業して虫歯治療などもやる人が多いですが、都会では矯正だけを仕事として、曜日ごとにいろんな開業医を渡り歩くフリーランスな人もいるようです。

<審美歯科の歯医者について>
審美歯科は歯医者の中でダントツの高収入だと思います。ただし、ちょっとアウトロー感があって、歯医者仲間からは見下されることもあるようです。管理人の友人の歯科医は「審美にだけは逃げたくない」と言っていました。審美歯科も社会に必要とされる立派な職業だと思うのですが、やはり歯医者は病気の歯を治療したいという思いが強いようです。

< 口腔外科医について>
口周りの外科手術ができる歯医者さんです。通常の歯医者さんが歯を削る仕事を中心としているのに比べて、骨を削ったり、口周りを切ったり縫ったりという仕事が中心です。 扱う範囲は親知らずなどの難しい抜歯やあごの骨折、舌や歯肉のガン、顎関節症など幅広いようです。口腔外科医は歯医者というより外科医寄りなので、ステータスと給料は高いです。

良い歯医者に必要な素質とは?

 友人の男性歯科医に「良い歯医者に必要な素質は何?」と聞くと、「手先の器用さも大事だけど、それはある程度『慣れ』もあるから、やっぱり口の上手さかな」と言っていました。「口の上手さ」というと語弊がありますが、つまりは患者さんとの信頼関係が築けるかどうかってことだと思います。

歯医者の開業

 歯科医は大学病院に残らない限りたいてい開業しますが、その時の設備投資が莫大です。※診療台は平均で1台400万円位するそうです。

歯医者 友人の歯科医の話では、開業費用を浮かせるため、診療用の機械の部品を業者から直接買い、自分で組み立てたツワモノもいるそうです。相場の数分の1の値段でできたとのこと。

 ※その人は歯医者になる前はエンジニアだったそうで、普通の歯医者が組み立てるのは相当機械に強い人でないと無理かもしれません。組み立てる際には、廃棄処分前の機械を1台買い取ってそれを分解して勉強したそうです。

 開業した場合は、競争が厳しいため、経営能力が問われます。最近の歯科医院では、診療点数をかせぐため、患者にいろいろな検査を(特に必要でないものも)勧める方針のところがあるようで、そういう歯科医院に勤めている歯医者は悩んでいるようです。

歯科医攻略ポイント

歯みがき粉

 歯医者は「初対面の人のまず歯に目が行く」という職業病があるので、歯医者との合コンやお見合いなどの際には、歯は特にきれいに磨いていくことが大事です。舌クリーナー(ドラッグストアで売っています)などを使って、舌苔(ぜったい)を取っていくのもいいと思います。

 また、歯科衛生士さんには美人が多いので、その人たちに負けないように華やかにしていくのもいいと思います。

 「歯に関心を持つ」これは歯科医攻略の大ポイントです。管理人の知人は一族の男性みんな歯医者らしいのですが、親戚が集まると「ずっと歯の話をしている」そうです。歯医者さんって歯オタクなんですね。それなら自分も歯について関心が高い方がいいと思います。歯の健康に非常に関心があるように振舞うといいかもしれません(笑)例えば、「毎日デンタルフロスやってますよ〜」とか、「歯間ブラシ使ってます」とか言ってみてはどうでしょうか。

 話がそれますが、デンタルフロスを使う時のコツは、のこぎりを引くように動かすことです。そうすると痛くないです。

 歯科は他の科と違って実際に病気になっていなくても、(予防的な観点から)行きやすいので、歯医者との結婚を目指す方は、普段からよく歯医者に行くようにするといいかもしれません。



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