医者と弁護士はどちらがよりステータスがあるのか?

医者

 「イメージの良さ・女性の憧れ度・世間への自慢度」では医者だと思います。

やはり結婚したい職業ナンバーワンは医者で決まりのようです。 「プライベートを犠牲にして献身的に働いている」「医者が夫だと子どもや自分が病気になった時も頼りになる」などの良いイメージが定着しています。(実際は、多忙なので肝心な時に家にいなくて逆に頼りにならないんじゃないかと思いますが…)
漫画・ドラマなどを見ても、「ドクターコトー」系の人柄のいい医者や、「ブラックジャック」系のスーパードクターなどの話が主体ですね。 世襲している人も多いので、おぼっちゃんなイメージもあります。実際は弁護士も2世が意外と多いですが。

 「資格取得の難易度」や「希少価値」で言えば弁護士だと思います。 医者の国家試験の合格率は90%を超えるのに対し、弁護士は合格率がわずか数パーセントの狭き門です。(ロースクール卒業生しか受けられない新司法試験の合格率は3〜4割程度。なので、今後は希少価値もどんどんなくなってきます。)

日本の医者は、現在35万人程度います(歯科医師10万人を含む)。弁護士は現在2万人強です。(今後司法制度改革で急激な増加は予想されますが)医者より弁護士の方が現在は知り合えるチャンスは少ないのです。

弁護士のイラスト



 しかし、世間が弁護士に持つイメージとしては、光母子裁判の影響もあってか「無茶なことを平気で言う」「お金の為なら黒を白と言う」などあまり良くないようです。誰でも医者にはお世話になったことがありますが、弁護士は接したことがない人が多いというのも、医者に対して弁護士が不人気な理由の一つでしょうね。

 漫画・ドラマなどを見ても、「弁護士のくず」「佐々木夫妻の仁義なき戦い」などハチャメチャ弁護士やドロドロを描くものなど、あまり良いイメージのものがないですね。 しかし、やはり弁護士は社会的名士です。(今話題のオバマ氏もヒラリー氏も、政治家である前に弁護士)法律の知識がある人が身近にいると頼りになると思います。夫婦喧嘩をしたら言い負かされそうなイメージもありますが…。 ちなみに、医者も弁護士も多忙な職業ですが、弁護士の方がまだ自由になる時間は多いので、パートナーとしてその点は魅力的ですね。

医者


 ちなみに、管理人の知人の医者は弁護士について、 「弁護士なんかいなくても困らないけど医者がいなきゃ困る。医者は世の中で一番必要とされる職業だ。」と言っていました。

 管理人の知人の弁護士は医者について、「高い学費をかけて6年もかかって大学を出て、さらに2年も研修して、勤務医としてこき使われるんじゃあ割に合わないよね。自分は、自分のペースでやれる弁護士がいい。」と言っていました。どっちもどっちですね…。

おまけ:対決!医者VS野球選手

野球選手 モデルやタレント、アナウンサーはよく野球選手と結婚するイメージがありますが、医者と野球選手ではどちらがよりステータスがあるのでしょうか?

 管理人の考えでは、「希少度・現在の年収では野球選手」だと思いますが、「生活の安定度」では医者だと思います。

 日経新聞(2010年5月29日)に掲載されていたデータによると、野球選手の現役の人数は871人(1・2軍と育成選手を合わせた数字)で、 このうち年俸が1億円以上のプロ野球選手は74人だそうです。

 現役の医師の人数は23万4702人で、年収が1億を越える人はめったにいないので、野球選手の方が現役時代の希少度・ステータスは高いと思います。ちなみに、管理人の知人の医師は自分を振った彼女がサッカー選手に乗り換えて結婚したとぼやいていました。

サッカー選手

 サッカー選手の現役の人数は1067人なので、サッカー選手もまた希少価値の高い職業ですね。ただし、スポーツ選手は稼げる期間が短く、ケガなどで無収入になる可能性もあるので、リスクは高いといえます。その分、コンスタントに稼げて生涯働ける医師の方が安定性では魅力があります。

 その他にも気になった「ある職業の現役人数」をメモ的に記しておきます。
●現役の研究者・大学教員の数は14万7743人
●現役の芸能人の人数は2万986人
●現役の看護師の人数は83万2298人
※データは日経新聞が2005年の国勢調査や各分野の統計からとったものとのことです。



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