医者・医療の専門用語をご紹介
医療関係の専門用語
医者は日常会話でも「予後(=よご。病気の見通し)が〜」などと専門用語を普通に使います。あなたが医療関係者でないなら知らなくても恥ではないですが、一通り知っておくと会話がスムーズになっていいと思います。
医者・医療関係の専門用語解説
●当直
=夜間勤務の当番のこと。休日出勤の当番は日直と言う。
●レジデント
=研修医のこと。
●オンコール(略してコール)
=呼び出しにすぐ対応できるよう待機していること。当直と同様に当番制。好きに過ごしていていいが、病院の近くにいなければいけないし、もちろんお酒なども飲んではいけない。
●ポリクリ
=ポリクリニックの略。医学生の病院実習のこと。
●ローテーター
=研修医のこと。各科を数ヶ月交代で回りながら研修するためこう呼ばれる。
●ステる(過去形:ステった)
=患者さんが亡くなること。
●病名の呼び方
=がん、やけどなど病名は普通「キャンサー」「バーン」と英語で呼ぶ。
●ICU
=集中治療室のこと。新生児用の集中治療室はNICU。
●せいけん
=漢字が「生検」なら生体検査の略。組織を取って検査すること。
漢字が「精検」なら精密検査の略。「要精検」などと使われる。
●ムンテラ
=医者が患者に病状や治療法などの説明を行うこと。
●心マ
=心臓マッサージの略。
●ソウカン
=挿管。気道(きどう)確保の目的で、気管内へ管を入れること。
●朝カンファ
=その日に行われる手術について話し合って方針を決める会。これがある日は出勤が早くなる。
●抄読会(しょうどくかい)
=医学文献を読む勉強会。
●オーベン
=研修医を指導する医者のこと。
●ルートを取る
=点滴などをするために血管に針を刺すこと。
●コ・メディカル (co-medical)
=看護師や技師さんなど医者以外の医療従事者のこと。喜劇のコメディではありません(笑)
●ドクターコール
=飛行機の機内などで病人が出た際に、医師がいるかを探すこと。「お医者様はいらっしゃいますか?」というやつ。
●トリアージ
=災害時などに多数のケガ人が出た場合、その人たちを重症度・緊急度によって分け、治療の優先順位を決めること。
●ツッカー
=ブドウ糖液のこと。
●オペオリ
=オペ前オリエンテーションの略。手術前に行う内容説明。
●ゾロ
=ジェネリック医薬品(とある薬の特許が切れた後に作られた後発の薬)のこと。
●ハルン
=尿のこと。
●EBM
=evidence-based medicine。科学的根拠に基づいて診療方針を決めること。