医者との会話で使えるネタ

若手医師

医者は知識人なので、基本的には知的な会話が好まれます。株をやっている人もけっこういるので、株や経済関係の知識があるといいかもしれません。

 ちなみに医者が買うのは製薬会社の株が多いようです。「どこの会社がどういう薬を開発している」とか、一般人には手に入りにくい情報が自然と耳に入るので、有利に運用できるようです。

また、税金対策に不動産を転がしている人もいるので(※特に開業医の息子は、親の代からそうしている場合が多い)、税金や不動産関係の知識もあると重宝されるかもしれません。

医学ネタに少しだけ詳しくなって、医療関係の質問をするのもいいと思います。有名人の病気についての話などは、特に食いつきがいいと思います。医者は芸能人の病気などについて、報道されている情報の裏を読んでいるそうです。例えば「この手術にこんなに時間がかかるなんておかしいなあ。これはかなり具合が悪いのに、隠してるのかもしれない。」とか思っているそうです。

 YAHOO!ニュースの「サイエンス」→「健康と医学」のニュースを読んで、最新情報を仕入れておくのもいいですね。

また、医者の医学知識は専門とその関連分野などのミクロな視点に偏りがちなので、あなたがマクロな視点で世の医療情報を知っておくといいかもしれません。例えば、「解剖に使われる献体は、ここ20年で倍増しているらしいですよ。」なんていう話題は、現役の医者の方が知らないかもしれません。献体が増えた理由としては、小説や映画などで認知度が高まったこと、家族関係が希薄になって家族の遺体にメスを入れられることに抵抗感がなくなったことなどがあるようです。

医療系ドラマ・漫画話なども盛り上がります。医者自身も意識して、そういうドラマ・漫画を観ていることが多いです。漫画や小説は誇張して描いてある場合があるので、それを鵜呑みにして医者に質問すると、むっとされることもあるかもしれません。注意してください。※例えば「医者は3人殺して一人前になる」とか衝撃的なキャッチコピーのついたミステリーなどもありますが、実際はそんなことはないそうです。

医療系漫画ならこれらがお勧め!
医学的にはつっこみどころも満載だそうですが、やっぱり医者に根強い人気のある「ブラック・ジャック 」そして若手医者がけっこう読んでいる「ブラックジャックによろしく 」「医龍 」は読んでおくべきだと思います。

 <お得情報> 『ブラックジャックによろしく』は2012年9月から2次利用がフリー化されており、漫画onWeb等で無料で読むことができます。ぜひ読んでみてください。

医師が選ぶ「最も好きな医療マンガ」ランキング 2012「MedPeer」調べ
1 ブラック・ジャック(手塚 治虫) 1,645票 54.1%
2 JIN-仁-(村上 もとか) 181票 6.0%
3 ブラックジャックによろしく(佐藤 秀峰) 173票 5.7%
4 医龍(乃木坂 太郎/永井 明) 152票 5.0%
5 スーパードクターK(真船 一雄) 131票 4.3%
6 研修医なな子(森本 梢子) 120票 3.9%
7 Dr.コトー診療所(山田 貴敏) 113票 3.7%
8 ゴットハンド輝(山本 航暉) 54票 1.8%
9 メスよ輝け!(高山路爛/やまだ哲太) 51票 1.7%
10 麻酔科医ハナ(なかお 白亜/松本 克平) 25票 0.8%
11 Dr.くまひげ(史村翔/ながやす巧) 17票 0.6%

医療ドラマはたくさんありますが、やはり『白い巨塔』がダントツ人気です。 このドラマ関係の冗談でどの医者に言ってもけっこうウケるのが、「教授の総回診の時ってやっぱりあの音楽が流れるんですか?」というもの。よかったら言ってみてください。ノリのいい医者なら、「そうそう、俺が後ろの方でCDラジカセ持ちながら歩いてるんだよ〜」とか言ってくれます(笑)

辻仁成さんが『代筆屋 』で面白い話を書いていたので紹介します。
「医者をしている友人がかつてこんなことを言った。『病室に飾る絵は、綺麗な風景画や花の絵ではなく、何を書いているのかちょっと考えてしまうような抽象画の方がいい』と。絵の意味を考えたくなるようなものの方が患者の想像力を掻き立て、ひいては生きる意味を与える。」深い話ですね、医者との話題にいかがでしょうか。

医者と知的な話をする自信のない人は、とにかく「癒し系」に徹し、彼を持ち上げるようにしたらいいと思います。医者が一番話題にしたいことって実は、本人の自慢話だったりするので(笑)彼の話を目を輝かせて聞いてあげると、彼はあなたを「かわいいやつ」と思って、手放せなくなるかもしません。

趣味が写真やイラストで、Adobe PhotoshopAdobe Illustrator などの画像加工ソフトを使ったことがある人は、それを話題にするのもいいと思います。医者も学会発表などで、それらのソフトを使って資料を作らないといけないそうです。

医師

専門の科はこだわりを持って選んでいるので、「どうしてその科を選んだんですか?」と聞くのも良いと思います。

ある程度仲良くなったら、将来の展望について聞いてみるといいかもしれません。
その時は自分のビジネスセンスをアピールするといいと思います。

 手前味噌で恐縮ですが、以前管理人が精神科医と話した時にすごく関心された会話例↓
「精神科なら開業する際も資金が少なくて大丈夫ですね。他の科ならすごく高い最新の検査機器を導入しないといけないですよね?」

 他にもこんな会話をしていました↓
私:「精神科を開業するなら、アロマテラピーなどのヒーリングサロンを併設できないんですか?」
彼:「いや、それは保険適応されないから難しいんだよ」
私:「ああ、今も保険適用と適用外の混合診療で揉めてますもんね。混合すると全部適用外になるって…」
相手:「よく知ってるね〜」

 上記のような、ビジネス・社会的視点で物事を考えるようにしていると「一国一城の主」を狙っている開業予定の医者に、「おっ」と思ってもらえるかもしれません。

「モンスターペイシェントって本当にいるんですか?」などと迷惑な患者の話を聞いてみるのも盛り上がるかもしれません。管理人が聞いてみたところでは、モンスターとまではいかなくても、大事な話を聞いている最中にガムを噛んだり、態度のなっていない患者は多いようです。 他にも薬を全然飲んでくれない患者や、自殺未遂で運ばれて「元カノに電話してくれ」と頼んできた患者の話を聞いたことがあります。

健康で普段全く病院に行かない人は、献血に行ってそのことを話題にするのもいいと思います。感心してもらえるかもしれません。

多忙な医者はあまり趣味を持っていないと思われがちですが、船舶免許などを持ち、休日はマリンスポーツやクルージングをする人もいます。自分も体験ダイビング位やったことがあると、話題が広がります。※特に精神科の医師は、気持ちを切り替えるという面でもプライベートの趣味を充実させている人が多いそうです。

健康で普段全く病院に行かない人は、献血に行ってそのことを話題にするのもいいと思います。感心してもらえるかもしれません。

 プライベートで会った医者との会話で、たまに「自分自身や家族の体についての心配事の話」をしている人がいますが、これは専門分野でないと何も詳しいことは分からなかったり、プライべートでまで健康相談を受けたくないという人もいるので注意してください。もちろん、頼られるとうれしいという気持ちもあるようで、すごく親切に答えてくれたり、後から調べて教えてくれたりする人もいます。

最新デジタル機器の話題もいいかもしれません。例えば、薄型テレビやホームシアターなどの家電、音楽プレーヤー、ゲーム機、モバイル端末、グーグルアーススカイプなどネットでダウンロード出来る無料ソフトまで軽く知識を得ておくといいかもしれません。医者などの理系エリート男性は、こういうものが好きな人が多いです。

 デートで一緒に家電量販店に行くのもいいですね。彼に知識をひけらかす機会を与えてあげましょう。 (注)カーナビも今注目の機器ですが、外車はカーナビが取付けにくいため、医者カーナビ所有率は案外低い…かもしれません。

「AskDoctors(アスクドクターズ)」を知っていますか?月額324円で3件まで医師に質問ができるサイトです。あなたの意中の医師がこのサイトを知らなければ、教えてあげるといいかもしれません。

アメリカでは家庭用AED(自動体外式除細動器)がけっこう普及しているなど、海外の医療ネタも知っておくと知的な女性だと思われることうけあいです。ちなみに、心臓マッサージはプリンセスプリンセスのヒット曲「Diamonds」(ダイアモンド)を思い浮かべながらやるとリズムや力の抜き方などがちょうどいいそうです。

お笑いの話題もけっこう通じます。元々男性にはお笑い好きな人が多いですよね。また、医者はタテ社会であるため、忘年会などで若手の医者は体を張った出し物をしなければならないので、そのために今一番流行っているお笑い芸人やギャグをチェックしているようです。

 ちょっと例は古いですが、管理人の知り合いの医者は若手時代に「小島よしお」「レイザーラモンHG」「長州小力(のパラパラ)」「矢島美容室」などをやったことがあるそうです…。この例から分かるように、忘年会ではよく女装もするし、脱いだりもするようです。

医者はギャンブルをするならパチンコよりスロットを好むそうです。スロットの話題なら食いつきがいいかもしれませんが、あくまで、「自分はやったことないけど、どんな感じなんですか?」と聞くのが無難です。ちなみに、なぜパチンコよりスロットの方がいいかというと、スロットの方が勝負がつくのが早く、急に呼び出されてもいつでも席を立てるからとのことです。


医者との会話を盛り上げるには、ここに挙げていること以外にも医者に関するトリビアのページに書いてあることなどを言ってみるのもいいと思います。



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